記憶を取り戻したら世界最強の実力者だった件。〜いまさら俺の事を仲間にしようとしてももう遅い

島藤透は大好きな幼馴染の女の子からいじめられていた。 それはいじめというには凄惨な暴力であった。 心の限界に達した島藤は学校の屋上で幼馴染を殺そうとした、が出来なかった。 その時、学校が異世界転移に巻き込まれる。 異世界転移した生徒たちは『スキル』と言われる特殊な力を得る。 島藤は生徒たちの中でも最弱な力しか持っていなかった。 元々記憶喪失であった島藤。異世界転移の影響により、徐々に記憶を取り戻す。その度に自分が異常な能力の持ち主だと気がつく。 「ね、ねえ、私の事好きだったんでしょ？　行かないで……」 「魂の欠片も残さず殺してやる」 これは地獄を見てきた男が『限界を超える』能力を使い、異世界で自分を取り戻し、大切な仲間を作り、世界と戦う青春反逆異世界転移ファンタジー。