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作:babibu

異世界転生したと言い張る王女の専属書記官は落ちこぼれ?

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最終更新:2021/1/20

作品紹介

カイは、幼馴染で異世界転生したと主張する不思議ちゃんなアリサ王女の書記官。アリサや女神様、ライバルの令息に義姉とエルフ、個性的な面々のおかげでカイは大忙し!? 【あらすじ ⚠第23回角川ビーンズ小説大賞用のためネタバレ有】 希少な魔法である精霊魔法の使い手である主人公のカイ。彼は、資産家ではあるが下級貴族の叔父の養子として、義理の父と姉といっしょに暮らしている。 そんなカイは、幼なじみで片思い相手であるアリサ王女のそばにいつづけるために魔導騎士になりたいと思っていた。しかし、希少な魔法の使い手であるにもかかわらず、彼は魔導騎士への登竜門である魔導騎士見習いの試験に落第してしまう。落第した理由、それは能力ではなく身分の低さのせいだった。そうと勘づいた義理の姉のロザリーは、カイ本人よりも激怒。とはいえ、身分の低いカイたちに結果をくつがえす力はない。 しかたなく魔導騎士見習いへの道をあきらめるカイ。しかし、幸運にも片思いの相手であるアリサ王女の専属書記官の職を手にいれる。 王女の専属書記官の職は、本来なら女性が就くべき役職だ。そんな専属書記官にカイがなれたのは、アリサ王女が変わり者として人々から嫌煙されていたためだった。 カイの幼馴染でもあるアリサ王女は、異世界転生したと主張する少し変わった少女。しかも王家の人間だけが使える魔法を習得できておらず、彼女は半人前とまわりから思われている。よって、だれもがアリサ王女の主張をウソか妄想と思っていた。そんななか、カイはアリサ王女の突拍子もない話を信じ、ずっと友人関係をつづけてきた。 そして、アリサ王女の主張を真実と思う人物があと一人いた。それはカイたちの暮らす王国の神であるイリエンシス神だ。イリエンシス神はアリサを転生させたと主張し、カイとアリサ王女のまえでだけ神としてのすがたをあらわす。 王女さまに神さまなど個性的な面々と、カイは楽しい日々をすごしていたが城下町でアリサ王女とともにトラブルに巻きこまれる。そこへ上位貴族の令息で義理の父の教え子でもあるファビオがあらわれる。カイをライバル視するファビオは、カイの苦手な相手。そんなファビオの助けで、カイたちはトラブルを回避。この件をキッカケに、ファビオはアリサ王女に求婚する。 ファビオのアリサ王女への求婚は、彼女に恋心をいだくカイに大きなショックをあたえた。そうは言っても、下級貴族のカイより上級貴族のファビオのほうが、身分を考えればアリサ王女にふさわしいのは明らかだ。ファビオならば半人前のアリサ王女の後ろ盾にもなれるだろう。恋心をひた隠し、カイはファビオとアリサ王女の婚約を祝福しようと考える。しかし、ファビオの求婚の裏にはある陰謀がうごめいていると発覚。それは、アリサ王女を不幸にしかねないたくらみだった。 陰謀の存在を知ったからには、アリサ王女を陰謀から救わなければならない。仲間の助けを借りつつ、カイは陰謀の渦中に身を投じる。 果たして、カイは陰謀を打ち砕き、アリサ王女を救えるだろうか? そして、自分の本心を愛するアリサ王女に伝えられるだろうか? ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません※

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