呪術臨界点 -年上夫を呪い殺すための基礎研究-
最終更新:2024/5/11
作品紹介
駆け出し研究者リンナの研究テーマは、200年前に滅びた呪術に関して。 片田舎で研究に没頭し、結婚とも縁のないリンナに、突如として面識のない公爵アルラスとの縁談が持ち上がった。 ところが、顔を合わせてみれば険悪ムードで嫌味の応酬。鼻っ柱の強いリンナと尊大なアルラスの相性は最悪で、どう考えても破談……に思われた。 曰く、彼はかつて王子だったが呪いを受けて不老不死になり、手を尽くしても死ねないまま200年以上が経過しているという。 あと試していないのは、既に使い手が消滅した「死の呪い」くらいのものだとか。 死の呪いの再現というワードに釣られて、リンナは渋々偽装結婚を受け入れる。 そうして、人嫌いな200歳公爵アルラスと、変人研究家リンナの、問題の多すぎる共同生活が始まった。 (旧タイトル「死なずの公爵閣下に捧ぐ、偽装結婚と死の呪い」) 他サイトにも加筆修正前のものを投稿しています。
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