喪服の乙女の異名をもつ嫁き遅れ令嬢が恋に落ちるまでの七日間[第二章]
最終更新:2023/6/3
作品紹介
名前も知らない彼に恋してもいいですか? 家族大好き、自分の街が大好き、仕事大好き、悲壮感のない嫁き遅れ令嬢18歳。 庭園で視線を交わした青年が、正装で目の前に現れた。毎日、薔薇を贈ってくる彼は、誰? 恋が何かも知らない状態から、真っ逆さまに恋に落ちるまでの七日間。 全身が震えるほどの恋? 人生を変える恋? 第一章のあらすじ 伯爵家次女のエマ18歳。最初の婚約者が事故で亡くなって以来、縁談を断っているうちに、届けられる釣書は第二夫人、後家の縁談だけになってしまう。 エマは、両親の死後、兄姉と共に守ってきたガルデニア領と仕事への思い入れが強く、領地を離れる気になれない。 そんな折、隣国とガルデニア領を結ぶ街道が整備され、エマは兄姉と共に街道の開通を祝う式典の準備にあたる。エマは、会場で琥珀色の髪の青年と出会う。 一方、街道開通により不利益を被る過激派から式典の妨害が予告され、両国軍の捜査にエマも巻き込まれていく。 2023.4〜 第二章スタート
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