『悲劇の聖女』に転生した中身云十歳の平凡主婦です~孫世代に愛されてますが犯罪にはなりませんか?
最終更新:2023/4/7
作品紹介
「ヒヒーーン!!」 大きな馬の嘶きが響き、さっきまでのんびりと走っていた馬が突然暴れ出した。 背中に乗っていたお兄様が馬に必死にしがみついているが、まだ体の小さなお兄様が馬に振り落とされるのは時間の問題だった。 「お兄様っ!!」 何も出来ない、出来る事なんてない状態なのに私の足は勝手に走り出していた。 小説の中の『悲劇の聖女』に転生した事に気がついた私。 あら?中身云十歳なんだけれども大丈夫なのかしら? 小説の内容も中盤以降覚えていないし、何なら登場人物の名前も顔も覚えていないのだけど? それよりも転生したのなら死にたくはないけれど、冤罪回避の方法が全く思い付かない。 どうしましょう、詰んだわね...と思っていたのだけれど。 * お決まりのゆるふわ設定(小説の世界観だという事でご容赦願います)です。
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