銀髪美少女に憑依したけど皆を庇いまくってたら大変なことになってた
最終更新:2023/9/21
作品紹介
「みんなが無事でよかった……」 傷だらけの身体でアキは一人呟いた。この学園ではアキが皆を守らなくてはいけない。他に頼れる人はいるけれど、どうしても特殊体質のせいでアキが皆を守る方が効率がいい。 だから今日も皆を守る。本当は逃げたいけどそうすれば皆が死んでしまうから。 身体が欠損しても、目が見えなくなってもそれは変わらない。 異常とも言える自己犠牲、それを強制させるアキの特殊な体質、それは――どのような怪我を負おうと蘇ることができること。 このせいで周囲が負う傷はアキが受けることになり、周りもそれを知って曇っていく。 これは逃げたいけど逃げられないアキと、それと同時に曇っていく友人達の話。
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