悠久の奏で〜元盗賊団の少年が音楽で世界を救うまで〜
最終更新:2023/5/1
作品紹介
「属性無し」と差別されている鬼人族の少年がいた。 一族から見捨てられた少年は盗賊団に拐われ、最低限の扱いで扱き使われる日々を送っていた。 しかし数年後のある日、盗賊団が魔物の襲撃により壊滅の憂き目に合う。何とか一命をとりとめた少年は、身を隠すために森を目指して歩くも力尽き、倒れてしまった。 その薄れゆく意思の中、少年は不思議な言葉を耳にした。 誰もが僅かでも魔法を使える世の中で、魔法が使えず「属性無し」と差別された1人の少年。彼の人生はここから大きく変わってゆく。 少年は知る、世界の広さや謎の数々を。 少年は得る、戦う力や音楽の造詣を。 いつしか世界の命運は、少年の手に委ねられる事となる──。 ※作中ではクラシック音楽を扱う展開が多々あります。 基本的には多くの方が知っている有名曲や、名前は知らずとも一度は耳にしたことのある曲を中心として描写する事を心掛けています。 場面や展開によっては一般的に耳慣れないマイナーな曲を使用する場面もありますが、この物語では曲を解説するのではなく、曲を演奏した事によって周囲にどういった影響を与えたかを描いてます。 そういった理由から、クラシック音楽に興味のない方でも楽しんで頂けると思います。 読んで貰えたら嬉しいです。
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