婚約13年目に「妹のような存在だ」と言い切られ、諦めようとした……はずでした ~年上婚約者に愛されたい王女様と、愛さないよう必死な次期公爵~
最終更新:2023/5/13
作品紹介
リエルタ王国第一王女・フレデリカには、5歳のときに婚約を結んだ7つ上の婚約者がいる。 彼の名前は、シュトラウス・ストレザン。第二の王家とも呼ばれる公爵家の嫡男だ。 側妃の娘であるフレデリカを守るための、政略結婚であった。 幼い頃は本当の兄妹のように仲睦まじい二人であったが、ある時期から、シュトラウスはそっけなくなっていく。 かつては兄と呼んだ婚約者に想いを寄せ続け、彼との距離を縮めようとするフレデリカ。 そんな想いも虚しく、彼はフレデリカのことを妹だと言い、さらには、他国の令嬢からキスまで受けて……。 婚約者に愛されたい年下王女と、フレデリカを大事に思うあまり距離をとる公爵令息が、すれ違いながらも想いを通じ合わせるお話。 妹扱いの防衛線を崩した先には、重いぐらいの愛がありました。 このお話は、小説家になろう、アルファポリス、ツギクル、ベリーズカフェに掲載されています。
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