死んだと思えば大体なんだってできる 世界を変えれない僕は自分を変えることにしました
最終更新:2023/6/26
作品紹介
僕は、リズ・ヴァートリー。生まれてから、ずっとじいちゃんと旅をしている。 そんな僕が六歳になったある日、じいちゃんから、僕が生まれた日の話を打ち明けられていた。 どうやら、六歳になったら、その日の話を聞かせると、両親と約束していたらしい。 一体、どんなことが、じいちゃんの口から語られるのだろう。 僕は色々なことを想像しながら話を聞いていた。 ここは勇者と魔王との戦いが相打ちという形で、幕を引いてから、すっかり平和となった五十年後の世界。 この世界には、北から、エルフの国であるドレイン王国、ドワーフの国であるアイアン、その二か国の東側に隣接し、五十年前の勇者一行と魔王軍の戦いによって、魔族を擁する初の他民族国家となったライン王国、その隣に位置する獣人の国、アルフレザ。 この様々な文化や種族を擁する四つの国が存在していた。 その国の一つである多民族国家ライン王国のリターニアという、自然豊かな土地で、小さな命が誕生しようとしていた。
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