明らかに勇者として性能が足りていない俺ですが、諦めたら世界終了なので鋭意努力します
最終更新:2023/12/3
作品紹介
佐藤大翔はバドミントン部に所属する、ごく普通の男子高校生だ。 世界を救うための才能なんて皆無の一般モブだったのが、やむをえない事情で勇者として任命されてしまう。 頼れるものは、ラジオから流れてくる謎の音声のみ。 勇者として与えられたチートはあるが、戦闘力はチンピラに殴られたら普通に負ける程度。 抗う相手は、存在するだけで世界を滅ぼす超越存在が二体。 勇者としての使命は、そんな超越存在を倒すこと――ではなく、なんやかんや上手く交渉し、自分の世界からの立ち退き要求を通すことである! 「いや、無理だと思うんだけど?」 『《私も同感ですが、世界の命運がかかっているので駄目元で頑張りましょう》』 これは、普通の少年が勇者として成長していく冒険譚だ。 相棒と共に、数多の異世界を渡り歩き、普通の日常を取り戻すための物語だ。 ――――さぁ、運命をぶち壊すための旅を始めよう。
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