円満に追放される方法は、復讐の鬼になることだった~片目と片腕を潰されパーティを追放された守護者、追放者集会所に入り復讐計画を開始する~
最終更新:2023/6/4
作品紹介
「本当に有能な人間がその力を隠し続けることができるわけがない。自分の力を理解し然るべき時に使うからこそ有能なのだ。物凄い力を持っていても然るべき時に出さなければ能無しと言わざるを得ない」 エグズはある日突然、パーティに相応しくないと言われ片目と片腕を潰されて追放されてしまう。 職と共に体の一部を失い働き先もない。途方に暮れる彼の前に現れたのは、パーティから追放された者だけを集めているという集会所の職員だった。 職員に導かれるまま自分の潜在能力を引き出したエグズは、「無から有を生み出す」というとんでもない力を披露する。 神の如き力を持つ彼は、復讐を誓っていた。必ずこのパーティに復讐してやろうと。 そんな彼を手伝うのは、5人の守護者だった。 何の理由もなくパーティから追放されるわけがない。どうせ追放されるなら円満に行こう。 ただの追放物語ではない、エグズの残虐で悲しい、烈火の如し復讐譚が幕を開ける。
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