魔女と呼ばれた私は『夜の愛し子』として大公に可愛がられています。
最終更新:2023/6/16
作品紹介
「セレネイラ・アツェンガルト。私は君との婚約を破棄する」 光溢れる永遠の昼の国、エストーリア。 その記念すべき建国祭の夜会にて婚約者のルドヴィッヒから告げられた言葉。 王太子である彼の傍らには金髪の女性。 それはセレネイラの実の妹であり、光の魔力に優れ、聖女の再来と言われるエスティリアだった。 目立った容姿でもなく、魔法も使えず、何も持たない『私』と違って容姿にも才能にも全てに恵まれた完璧な『妹』。 本心を隠して全てを諦め、婚約破棄を受け入れたセレネイラは数日後、思わぬ人物から婚約を打診される。 それは夜の公国ノクティナスの大公アクシズだった。 アクシズは魔女と揶揄されるセレネイラを「夜の愛し子」と呼び、何故かセレネイラを溺愛してきて……。 ※アルファポリス様にも掲載しています
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