【完結】婚約破棄から始まったのは、感情で髪が燃えてしまう最恐騎士様との幸福な夫婦生活でした 〜虐げられた令嬢は意地悪な愛に溺れる〜
最終更新:2023/8/8
作品紹介
伯爵令嬢ルシエル・プシューケーは殿下からの婚約破棄をすんなりと受け入れた。 全てはこの世界(貴族界)から逃げ出すために。 娼婦の母から生まれた非嫡出子として伯爵家に引き取られるものの、実の父に暴力され、背中にムチを打ち付けられる日々が苦痛だった。 もう逃げてしまいたい。 婚約破棄をされ、父には殿下の側室にでもなれと言われたけど耐えられない。 そう思うものの、なぜか最恐騎士と名高い嫌われ者のアフレイド・ケルベロス公爵様にせまられ、半ば強制的に婚約することに。 そんな公爵様は、私の前でだけ、髪がよく燃え上がる。比喩などではなく、魔力の暴走で本当に髪が燃えてしまうのだ。加えて、その色は感情によって変わるらしい。 赤、黄色、白、青、そして…黒い炎。 「ふふっ。レイ様、髪が燃えております」 「笑わないでくれ……恐れられるのには慣れているが笑われるのは…」 これは嫌われ者の公爵と、少し意地悪な主人公の育む、互いを深く思い合う甘々な夫婦の物語。そして、主人公が亡き母の思いを知っていく再生の物語でもある。 残酷な描写あり、は念のためです。(クズすぎる人達を成敗。 男のほうが少し受けで、女のほうが少し攻めなのが平気な人向け。(ここぞという時には、騎士様がグイグイいってくれちゃう。嫉妬したら狼になるタイプかもしれないです) 本編完結済み ブクマと感想を待っております。感想は必ず返信します!
評価・レビュー
まだレビューはありません。