【第一部完】剣なんて握ったことの無い俺がでまかせで妹に剣術を指導したら、最強の剣聖が出来てしまいました。【か◯はめ波が撃ちたいって?もちろん撃てるよ。この異世界って場所ならね】
最終更新:2024/5/16
作品紹介
例えばさぁ……。か◯はめ波を撃つ練習ってしたことある? まぁ、普通はそんな事出来るわけ無いって思うよね。でもさぁ。ここだけの話。あれって本気で修行すれば、絶対に出来るようになるよ。 この異世界って場所ならね。 剣聖の師匠なんて俺が呼ばれる様になったのは、あの嘘がきっかけだった。薬草の行商人の俺がドラゴンを倒したなんて……そんなことあるはず無いのに。健気な妹はその嘘を信じてしまったんだ。そして俺は、妹に嘘がばれるのが怖くて、デタラメの剣術を彼女に教えてしまった……。しかしそれがこんな化け物を産んでしまうなんて。 俺が適当に教えたでまかせ修行法は、何故かことごとく成果をみせて、またたく間に妹は……この世界で最強と呼ばれるほどの剣士へと成長してしまう。そして妹に剣技を授けた俺は…… 現在、物語は第二章に入っています。 第一章では一番良いところを妹に取られてしまった主人公ですが、第二章の出だしで自分の前前前世の因縁に触れて、少々戸惑い気味。 しかしながら彼お得意の「面倒事は先延ばし作戦」でなんとか今は持ち直しています。 それどころか「あのかっこいい必殺技を絶対に出してやるんだ」と、まだまだ夢は捨ててはいませんよ。
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