英雄の愛娘に転生しましたが、お父様の死亡フラグが折れてくれない!?
最終更新:2023/8/18
作品紹介
「おまえに生きる価値はない」 物心ついた時から奴隷商にそう言われ続け、名前もないヒロイン。 心がすさむ毎日だったが、いつかこの状況から抜け出してやると希望を捨てず生きていた。 12歳になったある日、変態貴族に売られることが決定するが、まさに売られようとした瞬間、「国の英雄」と呼ばれる公爵とその養子であるヒーローがやってくる。 公爵は実はヒロインが幼い頃に戦争で生き別れた娘で、今すぐに引き取りたいと言い、ヒロインは危機を脱する。 だが、ヒロインは公爵に「グレタ・リンドブルク」と名付けられた瞬間、ヒロインは前世の記憶と、自分がかつて遊んでいたゲーム「英雄伝」で見た国の英雄の娘で、悪役令嬢で、死ぬ運命の「グレタ」になっていることに気が付く。 しかも義兄のヒーローは、グレタが18歳になった時、グレタを殺す「英雄伝」の主人公で…!? 「殺されるまであと6年!?」 死の運命を回避すべく、ヒロインは生き残りをかけ奮闘する。
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