悪役令嬢が終わったあとで
最終更新:2023/9/4
作品紹介
その類まれな美貌と絶大な魔術から《湖の聖霊姫》とも謳われる大公家の姫君フィオレは頭を抱えていた。学園の夏季入学式の式典会場で、ピンク髪の男爵令嬢を腕にぶら下げて、いきなり婚約者である自分を悪役令嬢扱いをして、その場で婚約破棄をした頭の軽い王子のこと……ではなく、すべてが終わってから異世界で自分が生きていた記憶がよみがえったからである。 何で今更!? 終わったあとで意味なくない?! そんなフィオレの悪役令嬢が終わったあとのお話です。
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