【第五章開幕】終焉の謳い手〜破壊の騎士と旋律の戦姫〜
最終更新:2024/4/30
作品紹介
惑星アルカディア。 世界は絶えず起こる争いと魔獣の出現、マナ欠乏症に悩まされており、混沌としていた。 そんな中、エターク王国の騎士ルーカスは、記憶喪失の詠唱士(コラール)イリアと出会う。 二人は既知の仲であったが、記憶喪失となったイリアはルーカスを覚えていなかった。 〝呪詛〟により記憶を封じられたイリア。 記憶がない事で不安を抱き、呪詛に苦しむ彼女を見て、ルーカスは決意する。 かつて絶望の淵にいた自分を彼女が救ってくれたように、今度は自分が彼女を助け、救いとなろう。と。 そうして、誓う。 「この名に懸けて誓おう。君を助け、君の力になる」——と。 〝破壊の力〟を宿す、ルーカスが抱える悲劇の過去。 イリアが記憶喪失となった原因に関わりのある陰謀。 魔獣を生み出す門(ゲート)。 不穏な動きを見せるアルカディア教団。 エターク王国と敵対するアディシェス帝国。 そして二人の過去を繋ぐ——歌。 散りばめられた謎が線に繋がる時、真実への扉が開く。 これは剣と魔法、歌と愛で紡ぐ、救済と終焉の物語。 ダークでスイートなバトルロマンスファンタジー、開幕。 ※他サイトでも掲載中です。
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