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作:榛原朔

虚の天秤

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最終更新:2024/4/27

作品紹介

日々罪人を殺す仕事をしている処刑人は、ある仕事帰りの夜に不思議な少年と出会う。倒木の中に佇んでいた彼が示したのは、圧倒的な力と善性。 決して揺るがないその姿は、人を殺すことを日常にしている処刑人を、真っ向から否定するかのようである。 だが、それでも処刑人は処刑人だ。 どうしょうもなく殺しを必要とし、求めてしまう。 ……私が彼女を殺したのは、悪でしたか? ……俺が彼を殺したのは、間違いだったか? この、処刑が横行する歪んだ國で。 少年少女は、己の行為と向き合い、己の罪と向き合うことだろう。 これは、3人の少年少女が殺しと向き合う物語。 ――あなたは、こんな救いのない世界でも、人を殺さない聖人であり続けられますか? 目次 表 処刑人の性  一章 屍臭乱舞  1〜25  二章 鏡面逃避 26〜46 中 聖人の正義  三章 吸血憑依 47〜  四章  深   五章   六章   七章  ※個人的にスクロールだと、一字下げのギザギザが綺麗じゃないと感じてしまったり、単純に見失ってしまったりするのでしてません。 ※本作はシリーズ3作目ですが、基本的に前作とは流れ的な繋がりはありません。3作同時連載で投稿間隔が遅くなるかとは思いますが、三章までは書き終わってます。 ※カクヨムにも投稿始めました。

R15残酷な描写ありシリアス異能力バトルダーク

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