【第二章完結】悪辣令嬢の独裁政治 〜私を敵に回したのが、運の尽き〜
最終更新:2024/2/26
作品紹介
「ねぇ、お願いだから────さっさと死んでよ」 憑依そうそう投げ掛けられた言葉に、主人公は一瞬呆気に取られるものの…… 「はっ?お前が死ねよ」 と言い返し、相手を殴り飛ばす。 元々気の短い主人公は、周りに居た者達もまとめて窓から投げ捨てた────魔法の力で。 「さて、まずは情報収集からだな」 誰に言うでもなくそう呟くと、主人公は憑依した者の記憶を覗き見た。 と同時に、全てを理解する。 「くくくっ……!そうか、そうか。この小娘は憑依の対価として、親の“復讐”とアルバート家の“存続”を望むか」 憑依した者の憎悪を読み取り、主人公は決心する。 「いいだろう。その願い、確かに聞き届けた」 これは本物のアルバート家のご令嬢に代わって、主人公がクズ共を粛清し、やがて────帝国の頂点に立つお話。
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