【超不定期更新】深窓の皇女は、魔王を斃した勇者の報償となり、辺境へ嫁ぎました。
最終更新:2023/11/30
作品紹介
「報奨として、金貨と王都で滞在できる屋敷、そして爵位・領地を与える。」 そう言われた勇者は、己の言葉に満足そうに微笑む皇帝ににっこりと微笑み、頭を下げた。 「ありがたきお申し出、ありがとうございます。――ですが。」 満足そうにうなずく皇族諸侯に、勇者は笑って言った。 「陛下は、私に仰いました。なんでも褒美を取らそうと。その言葉に二言はございませんか?」 「あぁ、ない。だからこそ……」 「でしたらぜひ、魔王を打ち倒せしこの私に、皇女殿下を下賜していただきたいと存じます。」 その言葉に会場はざわついた。 貴族の仮面を外し驚愕する者、悲鳴をあげ気を失う者、勇者を制そうとする者。 王、王妃、王子たちも、それに対して異を唱える。 そんな中、皇女だけが、にこやかに微笑んで勇者に下賜されることを了承した。 これは、そんな経緯で魔王を倒した勇者に報奨として下賜された皇女殿下と、勇者とその仲間たちのお話。 ☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。 ☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!) ☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。 ☆アルファポリス様にも投稿しています
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