竜の血を引く二十歳年上の将軍王に嫁いだ王女である私の身に起きたことの顛末

大国ウイットウォース王国の第五王女であるアルバニアは１８歳の誕生日に国王と王妃から自身に政略結婚の話が来ていることを聞かされた。 元より双子の妹に比べ、才もなければ美貌もないアルバニア。 唯一の取り柄と呼べるのは、底抜けに明るくポジティブな性格だけ。 そんなアルバニアの政略結婚の相手は、竜の血を引いている人間が住むエルスワース王国の現国王。年齢はアルバニアよりも二十も年上で３８歳ということだった。 アルバニアはその話を聞いても、了承することにした。 そして、アルバニアが出逢ったのは、民たちから『将軍王』と呼ばれるほど腕っぷしの強い国王、ディランだった。 竜の血を引いている国の国王（３８）×双子の妹と比べられ、家族に蔑ろにされてきた第五王女（１８）のすれ違いつつも愛が溢れる婚姻譚。 ▼掲載先→エブリスタ、小説家になろう、アルファポリス