図書館都市ダンジョンのマスターですが「司書」という単語を知らずに大変なことになりました
最終更新:2024/4/30
作品紹介
図書館都市ダンジョン。それは、多数の異世界から億を超える書籍や無数の雑誌・新聞等を召喚するダンジョンであり、この世界の神話・伝承・冒険記から創作物語や詩歌まで様々な情報を集積・書籍化する図書館であり、学者達をはじめとする多数の住民が生活する都市である……はずだった。 しかし、ダンジョンマスターは修士(マスター)という「設定」にもかかわらず「司書」という単語を失念、誤解に誤解を重ね「紫蘇(シソ)」という植物の要素を持つ種族「修羅」を召喚してしまう。司書の居ない図書館都市ダンジョンは本を焼き、人まで焼き、鉱物の要素を持つ種族「餓鬼」と戦いを引き起こし、図書館とは全く異なる存在に変貌を遂げる。それは、図書館の建物を積み上げた成層圏に届く塔と、百万町歩の水田を持つ都市であった。 (土曜以外の5:00頃投稿予定)4/24 第十一章「地獄からの死者の群れ」開始。
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