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作:結城 からく

元勇者の墓守は理想の死園を築き上げる

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最終更新:2020/4/10

作品紹介

苦難の果てに、勇者は魔王を討伐した。 暗黒の時代は終わりを迎えて、世界に平和が訪れた。 それから三年後。 勇者は辺境の地で墓守となった。 道半ばで死んだ仲間達を弔う彼は、孤独な日々を送っていた。 ある日、傭兵との争いから勇者は気付く。 人々は犠牲となった英雄の存在を忘れ去り、その功績を軽視していた。 役目を終えた勇者自身、腫れ物扱いされている状態だった。 現状に憤りを覚えた勇者は、ついに決意する。 「人々の記憶に、魔王殺しの存在を刻み込まなければ」 勇者は想い出の墓地を発った。 魔王の血に呪われた彼は、不死身の肉体で旅を始める。 すべてを失いながら、尚も希望を見い出すために。 ――救世の勇者は、三年前の使命を再開させるのであった。 ◆ ◆ ◆ 以下はコンテスト用のあらすじです。完結までの内容を記していますのでご注意ください。 ◆ ◆ ◆ 苦難の果てに、勇者は魔王を討伐した。 暗黒の時代は終わりを迎えて、世界に平和が訪れた。 それから三年後、勇者は辺境の地で墓守となった。 道半ばで死んだ仲間達を弔う彼は、孤独な日々を送る。 ある日、傭兵との争いから勇者は気付く。 人々は犠牲となった英雄の存在を忘れ去り、その功績を軽視していた。 役目を終えた勇者自身、腫れ物扱いされている状態だった。 現状に憤りを覚えた勇者はついに決意する。 人々の記憶に魔王殺しの存在を刻み込むため、勇者は想い出の墓地を発った。 魔王の血に呪われた彼は、不死身の肉体で旅を始める。 勇者は悪党や英雄を軽んじる者達を殺し、その死体を墓地に埋めていく。 時が経つごとに墓地は拡張されて、その分だけ犠牲者が増える。 魔王の力を持つ国王を抹殺した勇者は、国々の戦争に巻き込まれて魔王を名乗る。 数々の軍隊に襲われながらも、勇者は墓地を守り続ける。

R15残酷な描写あり現地主人公ESN大賞3OVL大賞7M

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