落第神子と捻くれ魔術師の、たのしい魔法学園生活。
最終更新:2024/1/14
作品紹介
◆魔法が大好きな落ちこぼれ神子と魔法使いが嫌いな捻くれ魔術教師が、楽しく明るい学園生活を手に入れるまでの話◇ 聖峰の奥。 ハジャ湖と呼ばれる湖近くに暮らすヴァルターの元に、師匠から一通の手紙が届いた。 王都の魔法学園に向かってほしい、と。 「学園? 今更そんなもん通って何になんだよ」 ヴァルターの魔術師としての才を認めたのは、他でもない師匠ではないか。 それに何より、『魔法学園』というのが気に食わない。 彼処は、魔法使いの巣窟だ。 『君にはそこで、教師として魔術を教えて欲しいんだ』 「……うーーわ」 考えうる限り最悪の未来図である。 しかして、生来負けず嫌いで短気なヴァルターは、師匠の挑発に乗って学園で教鞭を取ることとなる。 『君ならきっと、彼女を助けてあげられるって信じてるよ』 ひっそり記された手紙の文言は、ヴァルターには届くこともなく握り潰された。 【交互に視点変更が入って進みがちな話です。 ◇→魔術教師視点 ◆→神子視点】 【不定期更新です】
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