天然才女との生活は驚きの連続であり、暇しません。俺的には結構ありだと思ってます。
最終更新:2024/1/14
作品紹介
王立魔法学院には1人の才女がいる。 才女は学院始まって以来の高得点で主席合格、どんな魔法理論も簡単に解き明かし理解してしまうほどの天才だ。 しかし、そんな才女にも欠点があった。 「イヴ、この部屋は?」 「……片付けようとした」 「そうか……じゃあなんで余計に散らかってんの?」 「……不思議ですなぁ」 「……もういいから座ってて」 「うん」 「イヴさんや、いったい何をしているのかな?」 「……料理?」 「なんで疑問系なんだよ。……何を作ろうとしたんだ?」 「……さぁ?」 「いや、調理目的くらいちゃんとしようよ。料理は設計図と同じように完成形がないと無理なんだから」 「あ……確かに」 「いや、納得するんかい!ああ、後俺がやるから座ってて」 「うへぇ」 生活レベルが壊滅的だった。 魔法に関することはなんでもできる。でも、料理も片付けも何もできない。 それを支えるは婚約者のレイモンド。 これは壊滅的な生活レベルを誇るイヴと初級魔法のスペシャリスト(にいつの間にかなっていた)レイモンドのとある日常のワンページ。 ※この作品は以前投稿していた読み切り作品の長編版です。「ポンコツ才女の生活レベルは壊滅的です」 https://ncode.syosetu.com/n2759ig/
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