異世界インベーダー~とにかくカレーが食べたいので、ファンタジーな星を超科学で無双することにした ~
最終更新:2024/2/19
作品紹介
事故により別宇宙に移動してしまった宇宙船バリアリーフ号。 「うまい。やはり一年の始まりはカレーに限る!」 宇宙に繰り出す人々は故郷を想い、一年に一度それぞれ特別な料理を食べる。彼の場合はカレー。 人工的に製造されたカレーは全て均一ではあるが、それなりにうまかった。 そんなたった一人の船員「村雲竜彦」は長い航海の末、地球に酷似した惑星を発見する。 その惑星はエルフやドワーフ、獣人がいる物語の中のようなファンタジー世界だったのだ。 相棒の不定形美少女アンドロイド「スパランツァーニ」に対しすぐさま着陸することを告げる。 彼にはとある夢があった。 それは、大地で育てた素材から作る本物のカレーライスを食べること。 宇宙船が大気圏を抜けた直後、下から上に移動する隕石に衝突されるアクシデントで宇宙船が大破し北極に不時着した。 そのため、重傷を負うが超科学で治療。その地に基盤を築き探索に乗り出す。 その後、彼はカレーライスが食べたいがために行動するのだが、結果的に飢饉や疫病、モンスターの被害に悩まされる村や街を救っていく。 これは、カレーライスとなれば自重せず超科学を余すことなく使う彼が無自覚に世界を救済する物語である。
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