作:マナシロカナタ(かなたん)☆2巻決定☆子犬を助けたらクラスで~
~ゴッド・オブ・ブレイビア~ 姫騎士デュエル・アナリストの俺、男だからとランク2位のチームを追放され、訳あり美少女ばかりの新チームに拾われる。「開幕戦は3日後だ。よろしく頼むよ」「……OK」
最終更新:2024/4/17
作品紹介
『姫騎士デュエル』 それは美しい姫騎士たちが、安全かつ公正なルールの下でド派手な魔法戦闘を行う、極上のバトルエンターテインメントである。 ヤマト・リンドウはそんな姫騎士デュエルの1部リーグ『ゴッド・オブ・ブレイビア』で、前年2位の強豪チームのデュエル・アナリスト(データ分析担当)をしていた。 ……ついさっきまで。 「だってそうでしょ? 個人ランキング2位のキャサリン・マオが、ただのデータ分析しかできない裏方の男ごときに、なんであれこれ言われないといけないわけ?」 男に色々と口出しされるのは不愉快だという理由で、ヤマトはクビにされてしまう。 姫騎士デュエルの世界は一事が万事、女尊男卑なのだ。 しかし捨てる神あらば拾う神あり。 ヤマトはチーム『ライトニング・ブリッツ』のオーナー、ミューレからスカウトされた。 しかしライトニング・ブリッツはオフに不祥事を起こし、姫騎士やスタッフがごっそり辞めたすっからかんのチーム。 最下位確定、シーズン中にチーム解体まであると言われている最弱チームだった。 しかも新たに採用した姫騎士はというと、 ・魔力量は膨大ながら、運動神経が壊滅的で、去年は4部で1勝24敗だったリュカ・フリージア ・ツンケンしていてまともに会話すらしてくれない、今季初参戦の訳ありルーキーのマリーベル の2人だけ。 チームの拠点は昨年、廃校となった小学校。 懐事情は借金まみれの真っ赤っか。 「開幕戦は3日後だ。なんとか頼むよ」 ヤマトは最弱チームに勝利をもたらすために、裏方として奮闘する! ――――――― ◆姫騎士デュエル・マスタールール(統一規則) ・第1条 ガードアウトした姫騎士は敗北となる。 ・第2条 ガードアウトした姫騎士を故意に攻撃してはならない。 ・第3条 デュエルの続行が不可能となった姫騎士は敗北となる。 ・第4条 事前に申請したマジックウェポンを1つまで持ち込むことができる。 ・第5条 1対1で雌雄を決すべし。 第5条補足 ただしチーム戦、タッグ戦などは別とする。 ・第6条 姫騎士道に基づくべし。 (*)カクヨムにて完結済み
評価・レビュー
まだレビューはありません。