公爵家の養女ですが、来世もパパの愛娘になりたいです
最終更新:2024/4/6
作品紹介
何度も不幸な死を迎え、回帰して人生を繰り返すリディ。 自称十二歳(本当は五歳)のリディの今度の人生は、回帰してからたった三ヶ月で終わりそうな雰囲気だった。そんな中、お化け(本当は悪魔)を従える、帝国に多大な影響力のある権力者の冷酷公爵に買われてしまう。 冷酷公爵はリディに「娘になれ」というが――。 過去の回帰の中、別の義理の両親に不幸な目に合わされてきたリディは、もう誰かの娘になるのはごめんと拒否する。しかし、冷酷公爵は聞いてくれるはずもなく、強制的に娘にさせられる。 あれ、でも思ったよりも、冷酷公爵は優しい? 可愛がられ甘やかされて戸惑いつつも、冷酷公爵の溺愛に順応させられていくリディは、今度こそ愛されて末永く幸せに長生きしたい。けれど、愛されることを実感すると、過去の回帰で犯した罪に苛まれるようになり…… 一方、リディと同じく回帰を繰り返す冷酷公爵もまた、回帰の原因を探ると同時に、世界の存続を賭けて我々は試されていることに気づく。しかも迎えた愛娘リディがその渦中にいることに気づき、何としてでもリディの笑顔を守ることを誓うが、果たして――。 たとえ世界が終わっても、人々は一人の少女を犠牲にして目の前の利益に手を伸ばし、利己的に生きる。それをいつまで世界は許すのか。 そしてリディが皇子と公爵子息と出会った時、三人の運命の歯車は動きだす。 成長後、恋愛あり。 不憫幼女 × 新米パパ の、ほのぼの × シリアス な物語。 ※カクヨム様、先行投稿中
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