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作:モンブラン

宇宙(そら)を駆ける英雄の星々

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最終更新:2024/5/7

作品紹介

 地球を首都星とする地球連邦と、ケルンヴィルを首都星とするヴィントラント帝国は、銀河の覇権を巡り激しい争いを続けていた。 200年前の地球連邦大侵攻以来続く戦争は、人類社会を疲弊させ、政治の腐敗や貧富の格差を深刻化させていた。 宇宙歴1206年、帝国歴587年  16歳で政治学の修士号を修得した天才皇女、クリスティーナ・ヘルミーネ・ヨハンナ・ヴィントラントが暗殺未遂に遭遇する。 その時、偶然居合わせた士官学校を卒業したばかりのヴァルナー・ベッカーが、全治2か月の重傷を負いながらも、身を挺して彼女を救出する。  この功績により、ヴァルナーは皇女の推薦で貴族に取り立てられ、断絶していたシュヴァルツバッハ家の後継者となる。 ヴァルナー・フォン・シュヴァルツバッハはこれを機会に一気に軍のトップへ上り詰めていくことになる。 宇宙歴1211年、帝国歴592年  アーレアル宙域遭遇戦が勃発。 ヴァルナー・フォン・シュヴァルツバッハ少将は、劣勢の兵力で地球連邦艦隊1万隻を壊滅させる。  同時に、地球連邦の分艦隊を指揮していた壮年のエドワード・フォークナー少将は、迅速に麾下の艦隊を立て直し、全滅を免れる。 その後、地球連邦政府は艦隊の失態の批判をかわすため全滅を防いだエドワードを英雄に祭り上げる。 これによりエドワードは様々な争乱に巻き込まれていくこととなる。  これはヴァルナー・フォン・シュヴァルツバッハとエドワード・フォークナー、 さらに彼らと運命を共にする人々の、星々のような輝きの物語。

R15残酷な描写あり男主人公シリアススペースオペラ

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