錬成術士さんは神に認められる生命を創りたいそうです。
最終更新:2024/6/10
作品紹介
「神が認める合種を創ること」に執着する合種エルフの錬成術士ティアと、そんな彼女を補佐する雇われ冒険者の只人、アヨの日常を描いた話。 ダンジョンで女の子を拾ったり、いつの間にか家族になっていたり、たまには敵と戦ったり。神を見返す軌跡の中で、日常は変化していく。 合種──魔力を持つ生命体に現れる、先天的な異常を持つ者。他種族の特徴を持つ変異体。 「私はこれでもエルフなんだ、合種だけどね」 耳の尖っていない錬成術士はそう言った。 「そして、合種だから神の祝福も適応外……寿命も只人より短い始末だ」 「それが非常に腹立たしい、そう、だからね、私は神に認められる合種を創り出すのに生涯を捧げるのさ」 ◇カクヨムにも投稿しています。(表現が少し異なる場合があります)
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