「神が認める合種を創ること」に執着する合種エルフの錬成術士ティアと、そんな彼女を補佐する雇われ冒険者の只人、アヨの日常を描いた話。 ダンジョンで女の子を拾ったり、いつの間にか家族になっていたり、たまには敵と戦ったり。神を見返す軌跡の中で、日常は変化していく。 合種──魔力を持つ生命体に現れる、先天的な異常を持つ者。他種族の特徴を持つ変異体。 「私はこれでもエルフなんだ、合種だけどね」 耳の尖っていない錬成術士はそう言った。 「そして、合種だから神の祝福も適応外……寿命も只人より短い始末だ」 「それが非常に腹立たしい、そう、だからね、私は神に認められる合種を創り出すのに生涯を捧げるのさ」
更新:2024/5/31
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。