魔法使いの担当医
最終更新:2024/6/14
作品紹介
◆はじめに◆ 更新頻度は低めになりますが、エタる事はありませんので長い目で見てやってください。ゆっくりではありますが、女性主人公の一人称視点での明確な男女恋愛要素(非R指定)がありますので、苦手な方はお気をつけください。 ◆本作に含まれる主な要素◆ ・女性主人公の一人称視点 ・相棒的立場からゆっくりと発展していく恋愛 ・女主人公と大魔法使いのバディアクション ・使い魔達と織りなすコメディ要素 ・脱出、逃亡、敵対、打破という分かりやすい状況変化(予定) ・ペースはゆっくりでも絶対にエタらない ◆あらすじ◆ 魔物が跋扈し、魔法が飛び交い、剣が振るわれる世界 常に危険と隣合わせの世界でも死が遠く見えるのは『魔法医』の存在があるからだ。 人と魔物は死を軽んじながら、そうして死ななければ治る事を当たり前としながら、激しく戦い合っていた。 新人魔法女医『トリス・ケウス』は無理な英才教育に抗えなぬまま望まず魔法医になり、両親が経営する巨大な魔法医院に勤めていた。 趣味の錬金術で鬱憤を晴らしつつ、仕事にも慣れてきたかという頃、彼女は魔法医院の奥の奥、魔法を遮断する鉄格子のついた、牢屋のような部屋に連れて行かれる。 そこにいたのは勇者への不義を理由にパーティを追放された大魔法使い『ギスト・ケイオン』だった。彼は「貧乏くじを引かされちまった」と笑う。 ――貧乏くじ。 気付けばトリスもまた彼の担当医として、隔離病棟の中から出られない状態にされていたのだ。鉄格子越しに、大魔法使いと新人魔法医は、溜め息を吐く。 その出会いが、世界を変えるとも知らずに。
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