もう人間くらいしか食べる物がないこの世界で、どうして僕らは出会ったのだろう
最終更新:2017/11/8
作品紹介
僕は、青少年食育キャンペーンで預かった「原料」を、檻に入れて部屋の隅に置いていた。 金色の髪。白皙の美貌。ギラギラと、生気に輝く緑の瞳。 まるで美しい女の子のような、食品に加工される前の「ソレ」。 とても、とても、美しくて――――とても美味しそうで――――胸が痛い。
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最終更新:2017/11/8
僕は、青少年食育キャンペーンで預かった「原料」を、檻に入れて部屋の隅に置いていた。 金色の髪。白皙の美貌。ギラギラと、生気に輝く緑の瞳。 まるで美しい女の子のような、食品に加工される前の「ソレ」。 とても、とても、美しくて――――とても美味しそうで――――胸が痛い。
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