ド貧乏少女を拾ってメイドにしたらだいぶポンコツだったけど全力でお仕えしてくる
最終更新:2019/11/13
作品紹介
【本作は筆者が旅行に行ったあと、その体験をもとに小説を書くために始めたものです。それがコロナのために旅行に行けなくなって更新できておりません】 12億円の遺産を相続したら伯母から養子になるよう強要された明治(あきはる)。身の危険を感じた彼は、遠い地方でひとり新生活を始めることにした。 そんな引っ越し初日、物音に目を覚ますとなぜか下着にニーソの美少女が。 「夜這いにきました! 既成事実を作らせてください!」 侵入者の名前は奏(かなで)。お父さんの工場が倒産しそうで、家族と従業員たちを守りたい一心でやってきたという。 「心意気は買う。でも体と引き換えはダメだ」 「あとはお料理くらいしか」 「じゃ、メイドで。月給110万円」 「はい!?」 伯母に居場所を話されても困る。口止め料のつもりで雇ったポンコツメイドだったが、奏との生活は思ったより楽しい。しかし伯母の追跡はやまず明治は町を後にする。 「で、なんでついてきてんの」 「もらった給料分は働くのが家訓です!」 これはそんな主人とメイドが、マイペースにおいしいものを食べながら全国を逃避行するお話である。 ※現在地:熊本市→大牟田市
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