エルフが絶滅した日。
最終更新:2021/4/30
作品紹介
長年に渡る侵略行為を受けて、エルフの国は滅亡の危機に陥った。 圧倒的な暴力によって何もかもが蹂躙されていく。 そんな中、死を悟ったエルフの女王は復讐の悪魔に祈る。 「生きとし生けるすべてのエルフ族を捧げます。どうか災厄の三国を滅ぼしてください」 「――契約成立だ。復讐の悪魔が汝の願いを叶えよう」 両者の間で交わされた契約。 その瞬間、全世界のエルフ族が絶滅した。 彼らの魂を呑み込んだ悪魔は始動する。 悪魔は復讐に没する。 すべてはエルフの無念を晴らすため。 その身に宿した怨恨に衝き動かされて、破壊と殺戮の化身となるのであった。 ◆ ◆ ◆ 以下はコンテスト用のあらすじです。完結までの内容を記していますのでご注意ください。 ◆ ◆ ◆ 長年に渡る他国の侵略行為を受けて、エルフの国は滅亡の危機に陥った。 圧倒的な暴力によって何もかもが蹂躙される中、死を悟ったエルフの女王は復讐を司る悪魔ペナンスに祈る。 女王は、此度の侵略に関わる三つの国の滅びを望んだ。 代償として全世界のエルフ族が絶命し、彼らの魂を手にしたペナンスが報復を開始する。 道中、ペナンスは天涯孤独の少年を拾って行動を共にする。 少年の目的は皇帝への復讐だった。 ペナンスと契約を交わした少年は、寿命を捨てて悪魔の力を得る。 二人は数々の悪魔を殺しながら帝国を蹂躙する。 皇帝との対決で少年が命を落とすも、ペナンスは復讐を止めない。 ペナンスの能力により、実態を伴うエルフの怨念が帝国を滅ぼす。 それが終盤に差し掛かった頃、少年は悪魔として生き返る。 再会を約束した二人は別れて、ペナンスは残る二国の滅亡に着手するのだった。
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