勘違いする令嬢は婚約破棄を望んでない
最終更新:2020/3/18
作品紹介
婚約破棄、その言葉を聞いた瞬間、私の背筋は凍り付いた。 私、ミモザ・アルバートンはお茶会で婚約破棄の噂を耳にする。アーク王国の第二王子であるクオン・ミレニアムの婚約者である私にとって、その噂を聞いた瞬間、自分も婚約破棄されるのではないかと不安になった。なぜなら、彼は私の事を嫌っているように感じられるからだ。いつも張り付けたような笑顔ばかり浮かべる彼は、きっと私の事を煩わしく思っているのだろう。そして、知らない間に好きな人もできているに違いない…!?そんな勘違いをしているうちに、自分から婚約破棄を申し出たほうが良いのでは…?と思うようになり、彼女は行動しはじめる…。
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