侯爵令嬢の恋愛結婚
最終更新:2020/3/4
作品紹介
侯爵令嬢イベリスは家柄も容姿も悪くないが、引っ込み思案で、家族や使用人以外とはろくに会話できない。学校では教室の隅で息を潜め、パーティーからはさっさと逃げ帰ってしまう。 せっかく憧れの王太子や名だたる貴族の令息たちと同じクラスになれたのに、このままでは、良縁を望む家族の期待には到底応えられそうにない。業を煮やした父親に、「貴族学校卒業までに自力で婚約者を決められなければ、政略結婚をさせる」と宣告される。 困ったイベリスは、家族や使用人以外で唯一会話ができる王立図書館の司書、穏やかで誰とでも仲の良いトバイアスに相談。「挨拶に一言添えるだけで会話が始まる」とアドバイスをもらい、その効果を見せつけられて一念発起。 「自力で婚約者と結婚を掴むために、私、頑張ります!」
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