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作:涼木行

ライブ・オブ・アイドル

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最終更新:2022/8/28

作品紹介

 芸能事務所「eyes」。そこに所属する「eyesの目」と呼ばれるスカウト、木ノ崎樹一郎。「見ればわかる」と断言し、驚異的な「見る目」で数多の超大物芸能人をスカウトしてきた木ノ崎の生活は、ある日を境に一変する。 「お前、アイドルユニットのプロデュースやれ」  自分を引き入れてくれた恩人からの言葉。一度は断る彼だったが、出会いが運命を変えてゆく。  本物の天才、五十沢晃。  超絶としたオーラの、安積真。  そして、燃える炎を宿す少女、黒須野十子。  三人の少女と、一人の男。その出会いで、彼らのアイドルが、始まった。  ライブ・オブ・アイドル。  いつか、一瞬を永遠に。

青春現代職業もの青春・ヒューマンドラマアイドル芸能人

評価・レビュー

天才を連れて来るスカウト。 彼は……

「まぁ、スポ根マンガの主人公なんて色々だけどさ、やっぱ努力するじゃない。天才じゃなくて、平凡で。でもそれが死ぬほど好きでさ、血反吐はいてでも手に入れたい夢があって、勝ちたくて勝ちたくてしかたない。そんでバケモンみたいに天才のライバルがいてさ、逆立ちしたってかなわないような憧れの先輩がいて。ほら、君でしょ、まんま」 許されない行いをした過去があるスカウト、木ノ崎がアイドルグループのプロデュースをするところから始まる作品です。 なんというか少し不思議な形式の作品でアイドルグループの一員となる十子ちゃんって子が語り手かつ主人公っぽく感じる部位が多めなんですよね。 上のセリフも木ノ崎が十子ちゃんに対して言った言葉ですし。 なんだろうスカウト・木ノ崎も語り手をやりますし彼が主人公だと思うんですが、それ以上に舞台装置感があるというか。 まあその辺はうまく説明できないので実際に読んでいただくとして。 とにかく強いキャラクターが多いのがこの作品の魅力です。 名言たくさん飛び出てきますし、生き様がカッコいい。 なんかあやうく影響を受けてしまいそうになります。 あと、実は現時点(本編は2部6章)でもまだ木ノ崎が何をやらかしたかが明かされてないんですよね。 この不発弾がいつ炸裂するかヒヤヒヤしてます。 なんかまとまってない感じになりましたが以上です。 上手く説明出来なかったので代わりにレビュー書いてください。

六戸行部