幼馴染に追放された俺は、すぐに街を出た。
最終更新:2020/11/28
作品紹介
「ジルベール、貴方を追放するわ」 ――そう言ったのは、冒険者パーティー『赤き翼』のリーダーであり、俺の幼馴染であるクレマリーである。 「それが嫌なら――」 「分かった」 「え?」 突然追放宣言を受けた俺は、それならいいかと受け入れてすたすたとその場を去るのであった。 残されたクレマリーがどんな表情をしていたかなんて見てなかった。 これからのためにもさっさと行動しようと、街を離れようとした俺に一人の少女が声をかけてきた。 追放された俺が少女と出会って、のんびりと生活をして幸せになる話。
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