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@オノログ

作:書峰颯

貢君だった僕の事を振った女が復縁したいと迫って来た――DVに耐えられないとか言ってますが、僕が受けた傷はそんなものじゃない。宝くじを当てた僕が復讐を誓うも、どうやら僕には復讐の才能がないみたいです――

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最終更新:2021/6/13

作品紹介

僕、本庄学(ほんじょうまなぶ)には、大学二年の頃から付き合い始めた彼女がいた。 名を葉月奈央(はづきなお)、お互い就職先も決まり、このまま彼女と共に一生を共にすると考えていたのだけど。どうやらそれを考えていたのは僕だけだったみたいだ。 付き合っている間、僕は彼女の求める事に対して、全てにOKを出していた。 欲しいバッグがあれば購入し、お腹が減ったと言えば奢ってあげる。 送迎だって幾度となくした、僕が仕事中であったとしても、それはお構いなしに掛かってきた。 全ては彼女の為、だって、そうすれば彼女は喜んだから。 そうして尽くし切った三年だったのに、彼女は唐突に別れを切り出してきた。 僕の言い分には聞く耳をもたず、半ば強制的に終わった僕と葉月の関係。 納得がいくはずが無い、僕の中では彼女は人生そのものだったのだから。 葉月奈央という身体の半分を失ってしまった僕は、生きる屍と化していた。 精神をやられ、会社にも行かなくなり、めでたく僕は無職へとなり下がる。 そんな折に友人から聞いた葉月結婚のお知らせに、僕は自分の耳を疑った。 しかも交際期間は三年というじゃないか。計算が合わない。 どうやら僕とのお付き合い自体が、ある意味あって無かったものらしい。 僕は貢君だったんだ、ATMだったんだ。その事実が重くのしかかる。 半ばやけくそになって購入したスクラッチは三等五千円だった。 そのお金を元に適当に購入したロトシックス。全てが変わったのは、そこからだった。 六億という大金を手にし安定した生活を送る僕の元に、葉月からの連絡が来る。 再会した僕の心の中に、一つの悪意が芽生え始めていた。 僕は地獄を見たんだ、葉月……君も、それを見る義務があるんじゃないか? ※他サイトにも掲載しています。 ※書き終わりました、6話で終わる中編です。

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