Sランク冒険者を小指一本で倒せる俺、成り行きで《大邪神》まで倒すことになっちゃいました。

黒岩蔵人、二十六歳はテレビ局でアシスタントディレクターとして忙しい日々を送っていた。 そんなある日ディレクターの指示で買い物に出かけたところ、黒岩はトラックに撥ねられて死んでしまう。だがそんな黒岩の前に神様が現れ、地球の十分の一の重力の異世界に生き返らせてやると言い黒岩は事実異世界に飛ばされる。 右も左もわからない異世界で黒岩は一人の少女と出会う。その少女を助けたことでお礼に黒岩はその少女が住む村に一緒に住まわせてもらうことになった。辺境の村でゆったりとした時間を生きていた黒岩だったが、ADとして忙しく働いていた黒岩は日が経つにつれてさすがに何もしないで生活していることに違和感を覚え始める。そこで黒岩は冒険者になるため村を出て都会に行く決心をする。 都会で冒険者になった黒岩は依頼を受けた仕事の中で、エルフの女性と行動をともにすることになった。さらに異世界を滅ぼさんとする大邪神という悪者を倒す流れでもう一人女性を仲間にする。 黒岩たち三人は大邪神の部下の魔物たちを倒しながらやがて大邪神を倒すことになるのだった。