好きと言ったら死にます(私が)
最終更新:2021/3/12
作品紹介
東雲秋子は死神つきである。 この世に生を受け、気づいたときには隣に一人の男がいた。大きな鎌を持って、ドクロの仮面をかぶって、真っ黒なローブを羽織っている。地面からはちょっと浮いているし、他の人に見ることもできない。 「秋子、好きという言葉はとても甘美なものだ。だから簡単に言ってはいけない。その言葉を告げたとき、お前はしぬ」 今日も今日とて、死神は話しかけてくる。すでに、耳にタコである。 ※カクヨム様にも掲載しています。
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