悪役令嬢との恋に、この英雄の息子は邪魔である
最終更新:2020/8/26
作品紹介
醜い容姿から愛されず、ネットの玩具として遊ばれながら終えた人生。 野生のオークとまで呼ばれた男の記憶が、剣と魔法の世界で可憐な幼女、子爵令嬢クリスティーナに蘇った。 親友、恋人、そして愛すべき家族。 殴り、蹴り、投げ飛ばす術をより凶悪にさせる魔法だけを極めながら、生前得られなかった全てを手にした。 そんなクリスが次に求めたのは、新たな愛。 悪役令嬢の見本のような公爵令嬢に恋をしていたのだ。 あんな性悪女、自分以外好きになることはあるまいと安心してたが、魔導学院主席の座にそれは降って湧いてきた。 英雄の息子、ギルベルト。 恋する相手が彼に夢中となり危機感を覚える中、親友(男)である公爵令息もまた、彼に一目惚れをしてしまったのだ。 かくして出来上がった歪な恋の四角関係。 そんな彼女らのもとへ訪れたのは、魔王の影。 歪な四角関係を中心に、魔王騒動の幕が上がったのだった。 そんな騒動に巻き込まれる中、クリスが最後まで抱く思いはただ一つ。 私の恋に、この英雄の息子は邪魔である。 ※本編、完結済み。
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