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作:氷堂出雲(ひょうどういずも)

12月17日、青春のひとゝき

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未評価

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最終更新:2021/12/17

作品紹介

 つき合い始めた哲也へのクリスマスプレゼントに悩む彩。相談に乗るさゆりと充希。  さゆりと哲也は幼なじみ。  彩は、さゆりと哲也の仲を疑っている。  さゆりと充希はプレゼントの案を出すが、その提案には、さゆりの意地悪そうな悪意が見える。  問題は解決するのか。  氷堂出雲による氷堂出雲的なお話。いつものどんでん返しは、あるのか?  読後、ほっこりしてほしいな。 しのき美緒様 https://estar.jp/users/129588319 主催の、アドベントカレンダー2021参加作品。 アドベントカレンダー2021の作品集は https://estar.jp/novels/25879925

青春青春・ヒューマンドラマ復活

評価・レビュー

キラキラ、というよりも、ニヤニヤしちゃう(?)恋愛

 作者は「どんでん返し」などのプロット上の仕掛けを好んで使うそうである。  今作はあらかじめ作者から告知があったように、どんでん返しありの、「実は……」の裏話ありの、面白い作品だった。冒頭のミス・リーディング、緻密に貼られた伏線と、小説でなければ味わえない楽しさに満ちた「恋バナ」であり、エブリスタの同じ企画イベントに参加した、「地平線と紫色の月」さんの作品(※1)とは好対照であった。  作品の内容には触れない。読者の楽しみを奪うわけにはいかないので。  ひとつ残念なのは、これほど頭の中で映像化しやすい作品なのに、ビジュアル化はとても難しい、ということだ。(声だけならいけるかもしれないが)  だからぜひ皆様に読んでいただきたいと思う。絶対に文字の方が楽しめるから。作者の仕掛けを存分にお楽しみいただきたい。 ※1…「冬の月」地平線と紫色の月 https://estar.jp/novels/25905091

5.0

はやくもよいち

ホットココアを飲んだような読後感

12月17日、クリスマスイブまであと1週間。 そうだそうだ、プレゼントを用意しなくては、と焦りだす頃。お店も街も活気づく頃です。 ところで彼氏彼女へのプレゼントって聞くのも恥ずかしいし、でも変なものをあげちゃって嫌われたら大変だしって、頭を悩ませますよね。 そんな悩める彩ちゃんのために友人たちが一肌脱ぎます。 女子トークがとてもかわいらしいお話です。 これ以上はネタバレになるので書けません。 読んだ後に、ココアでも飲んだみたいに、ほんわかする作品です。

5.0

しのき美緒@BEKKO BOOKS