もふもふ帝国犬聞録
最終更新:2015/6/11
作品紹介
東西を魔物領と人間領とで二分しているエルフォリア大陸。人間領最西端に位置する軍事大国、リグルア帝国において10年もの長きに渡って続いていた内乱……第一皇子派と第二皇子派による、いわゆる『皇位継承戦争』は、精鋭と名高いフォーンベルグ傭兵団に偶然救われ、第三勢力として急速に力を付けたフォルニア皇女派の劇的な勝利で幕を下ろした。 詩人達がこぞって歌うような英雄物語の裏で、着々と進む”私怨”による粛清。そんな中、『反乱軍の副首領』の息子として、リグルア帝国大学に軟禁されていた貴族の青年、クライド・アルーム・ケルヴィンに一枚の手紙が届く。 それは彼と同じ立場に立つ者達に「処刑台への案内状」と呼ばれているものであった。 後に魔王領に関する著作『もふもふ帝国見聞録』(封印指定)を執筆することになる青年が魔王の国の魔物達と、いろんな無茶振りを一緒に乗り越えていくお話になる予定です。
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