公爵令嬢レティシアの嘆き
最終更新:2018/4/12
作品紹介
その日は盛大なパーティーが催される予定だった。デュノア王国の誇る王立ディノニジオ学院の卒業パーティーである。レティシアは卒業生とその関係者しか参加出来ないパーティーへ、ヴィルジール王子の同伴者として招かれていた。 「……先に謝罪しておくよ、レティシア嬢」「……ええ、そのお言葉を受け入れます」「ありがとう。それじゃあ…行こうか」 ヴィルジールの差し出した手へ己の手を重ね、二人は毅然と前を向き、パーティーホールへと足を踏み入れた。 ******* 悪役令嬢とか婚約破棄とかざまあとか書いてみたいなあと思ってこねこねしてたら思わぬ方へ転がってしまった作品です。まったくもって悪役令嬢も婚約破棄もざまあも出てきません!文才が欲しい! ******* 2018/4/12 誤字訂正・前書き追加 2018/4/13 異世界【恋愛】日間BEST100ランキング入ありがとうございます!
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