北領のナターシャ
最終更新:2019/10/28
作品紹介
最低の環境で育ち、さんざん悪事を働き災いをまき散らしたのち一線を退いた保守的で倫理観がゆるゆるな男が、何の前触れもなく少女の姿で月の覗く森の中、目を覚ます。 現代よりも数百年ほど前時代的なこの世界は、彼がよく知る暴力と彼の知らない魔物、亜人に溢れ、貴族の義務を全うする貴族が存在した。 かつての浅黒く丸太のような腕は、いまは青白く小枝のように頼りない細腕になり、男の存在を証明するものが物理的になくなった煉獄のような世界で、貴族に揉まれながら見失ったアイデンティティを取り戻す物語。 ややシリアスな内容に、TS要素、下品な表現、暴力表現、洋画を無理矢理翻訳したような寒い会話や表現が多分に含まれています。 また、泥臭さを和らげるために主人公の容姿の描写を繰り返し行う可能性があります。苦手な方はご注意ください。 安易なGL、BL、ハーレム要素を入れるつもりは今のところありません。
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