すべて ひとしい ひとつの花
最終更新:2024/4/28
作品紹介
半世紀の内乱後、三十年続いた平和が失われ、ラキュス湖南地方が戦禍に沈む。 唐突に全てを失い、途方に暮れる普通の人の群像劇。 ◆ 【現在:最終章】◆第七十二章 平和の譜 印暦二一九五年、元移動放送局プラエテルミッサの面々は、それぞれの新しい暮らしが落ち着いてきた。 クフシーンカは老衰で穏やかな最期を迎え、盛大に送られる。 呪医セプテントリオーは為政者にはならず、再建されたゼルノー市立中央市民病院に復帰する。 経済制裁が解除され、復興と賠償の支払いに弾みがつく。 それから更に数年の時を経て、魔装兵ルベルが帰還を果たす。 人種、民族、宗教、魔力の有無……境遇の異なる者が、状況に翻弄されて偶然、仲間になった。 それぞれの思いを胸に秘め、恩讐を超えて手を取り合い、共に生きる道を選んだ。 平和への道程は遠く、一進一退だったが、新しい夜明けを迎える。 ※ 前から順番に校正中。自分で見た校正済みページと2018/12/29以降の新規投稿はサブタイトルの数字を四桁表示にしています。 見落としがあった場合、お知らせいただけますと助かります。最近低浮上なので対応は少し後になります。
評価・レビュー
まだレビューはありません。