必殺断罪人
最終更新:2015/2/10
作品紹介
たとえ世界が違っても 悪党笑わぬ日とてなし 強きを助け弱きをくじき 流した涙は流れるばかり 誰かに懺悔をしてみても 知らぬ顔の世間様 異世界だろうと変わりません 遺した恨みを一切合切 全て引き受け罪を断つ 詮索不要の闇商売 不況知らずの断罪人! 時は現代。組織に捨てられ、無様に命を落とした名も無き殺し屋がいた。その魂は、何の因果か異世界に『英霊』として転生する。彼は巨乳なエルフ族の少女・フィリュネと、かつての英雄の一人『黄金騎士』ソニア卿に出会い、とある『殺し』の依頼を受ける。標的は、かつて世界を王国と魔国の戦争から救った勇者。現帝国神聖皇帝『アケガワケイ』だった。 そして五年後。ようやく落ち着きを取り戻した帝都イヴァンに、暗躍するものが四人あった。スケコマシの貧乏神父イオ。故郷を焼かれ、家族も失ったエルフ族の少女フィリュネ。異世界より転生した寡黙な殺し屋ソニア。そして、昼行灯の憲兵官吏ドモン。 彼らは弱き人々の願いと金で復讐を代行し、生きていても仕方の無い悪党を断罪する! 魔法も、チートも、ハーレムも、スーパーパワーも無い。彼らにあるのは理不尽への怒りと厳しき掟、そして己で磨いた『殺し技』のみ! 時代劇は、必殺です。異世界転生も必殺です。 *必殺シリーズのオマージュやパロディが多数含まれています。 注意: 『詮索不要』はプロローグとなっておりますが、かったるければ飛ばして頂いて結構です。本編は『懺悔不要』から始まりますし、極端な話読まなくても何とかなります。基本一話完結となっており、どこからでも読めます。水戸黄門やニンジャスレイヤーを初めから読む必要はありません。気になったら遡ればよいのです。 挿絵・キャラデザイン担当 明科久(敬称略) *ゲストキャラクター募集→終了しました。 *最新話まで読了した人向けデータベース(ゲストキャラクター紹介はこちらで行っています) http://d-nomads.com/hdnzitop.html
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