ゾンビ転生 ~死霊術師ロリサキュバスのマゾ犬奴隷に成り果てました~
最終更新:2024/4/28
作品紹介
ある日、ゾンビ召喚の死霊術によって【ゾンビウォーリア】として蘇った名も無き戦士は、召喚者である大魔貴族淫魔ネクリアに全力で媚を売ってマゾ犬奴隷となることを誓った。 しかし、ゾンビの肉体は脆くて弱く、腐ってるのでとてつもなく臭い。しかも痛覚まで残ってるので凄まじく痛くて苦しい。日が経つ度に身体は腐って千切れて壊れて弱体化していく一方。 そんな歩く公害が道行く魔族の目に留まってしまえば、ストレス解消ついでの腹いせでミンチにされても文句を言えない。ゴミクズ以下のゴミクズ以下の廃棄物。もはや社会的価値など全裸奴隷以下、人権など皆無である!! それが、ゾンビという存在だった、 それでもゾンビウォーリアは、おぼろげに覚えているかつて戦士として戦ってきた経験と技術、マゾ犬としての気合と根性だけで武勲を立て、懸命に淫魔ネクリアに媚を売り続けて信用を得たことで、その辺の洞窟に現れたので斬殺しておいたイケメン冒険者の身体を次の新たな身体として下賜されることになって……? そうして、目の前の敵を血錆びた大剣を振るって轢殺し、何度殺されても地の底から這い上がり、血と肉を奪い死にぞこない続ける<アンデッド>と成り果てただけのただの顔無し<フェイスレス>名無し<ネームレス>のゾンビ戦士のことを、人々は口々に悪鬼<オウガ>、悪魔<デーモン>、不死者<ノスフェラトゥ>、鬼畜、人でなし、化け物、世界の敵、英雄、神様……と、好き勝手に呼ぶのであった。
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